Feb 28, 2009

Repair #2 Bates


リペア第2弾。ベージュのBatesシングルですが、洗濯の後、首尾よく修理に対応してくれるところが見つかり、すっかりとリペアされて戻ってきました。



まず裏地。見るも鮮やかなシャンパンゴールド。微かに残っていたオリジナルの生地とほぼ同じ。見た目もさることながら、一枚ライナーが入るだけでその着心地は全く別のものに変わります。こういう時代の服は、「はじめに機能ありき」、と思わざるをえません。



鬼門だったジッパー。オリジナルの状態では、SERVAL社のジッパーが残存していたのですが、スライダーをそのままいかし、テープ部分だけを取り替えてもらいました。使える部分はなるべくオリジナル状態で残したいという男心に応えてくれました。


こうして、このジャケットも太陽や風にさらなれながら、次の半世紀を生き抜く準備ができたはず。

Feb 23, 2009

circle of god 4 : BLACK WAFFLE


Feb 18, 2009

Opus


緩やかな記憶の断片。場所の記憶は風景になる。記憶の緩やかさが場所を曖昧にし、そこにゆとりを生み出す。ゆらぎのある風景はどこか優しい。そして場所に戻る。場所は安定している。変わることなく宇宙へつながる。

景色と場所の移動。あるコンテクストでは、景色は叙事的になり、あるエクリチュールでは、場所は叙情的になりえる。二つは断続するわけではなく連続的。

Feb 12, 2009

スーツごころ


タランティーノの映画「ヘルライド」。タキシードスーツでチョッパーを乗り回すマイケル・マドセン。足元をエンジニアブーツで決めたそのスーツ姿。フリル付きのドレスシャツまで、全く手を抜いていません。いや、このセンス、脱帽です。

ジャンルは違えど、各々のスタイルで颯爽とスーツを着こなす姿は、いつの時代も格好いいもの。多めに外したシャツのボタンが印象的なブライアン・フェリー。細身のスーツでリッケンバッカーを掻き鳴らすポール・ウェラー。デヴィッド・ボウイもグラム期以降はステージでのシンプルなスーツ姿が目立っていました。

パリッとしたスーツを着て、背中がすっと伸びていく。そういう感覚が男のスーツ姿にはあります。

Feb 10, 2009

This Year's Model


体型で選べる服。体型を選ぶ服。これは完全に後者。直立不動の状態での造形美しか考えていない身勝手さ。着心地のよさを排除して、理想のラインを作り出す。作り手の意思による完全な勝利。この手のジャケット作りにルールがあるとすれば、その一線を超え切っています。

決してオールドスクールなスタイルではありませんが、ボア付きライダースのようなワイルドさも残り香程度に残したバランス感。多分、そういうのが好きなのでしょう。

Feb 9, 2009

Paris, Texas



広がる荒野の映像と、乾いたライ・クーダーのギター。映画に革ジャンはでてきませんが、そのストリングスの向こうに浮かび上がるイメージは、くたびれたレザージャケットを着た男。砂漠にあるモーテルの昼下がり。そのテラスで薄いコーヒーを飲みながら、うつろにどこかを見つめ続ける。ここでさえなければ、どこでもいい。ただし、たどりついてもいけない。>

男はいつも半旅人である。

Feb 4, 2009

Wesco Boss 定点観測5


早いもので、約半年経ちました。最近は「履きこむ」という意識は全くなく、気の向くままに足を入れています。履き易くなったことの裏返しでもあるのでしょう。この手の「○○込む」系アイテムは3ヶ月、半年あたりが倦怠期。飽きてしまい、クローゼットに封印されるか、マーケットで新たなオーナーの手に渡るなど、冬の時期を向かえてしまいます。このWesco Bossはそうした時期を乗り越えていきます。