前回、軽いカスタムを施したホースハイドのスポーツジャケットですが、ジャケット自体かなり気に入っているため、さらにカスタムを入れてみました。(やや矛盾)
まず全体
胸と腕周りを軽くシェイプ。見た目以上に大きな作りになっているので、もっと絞れる余裕もあったのですが、あくまでワークウェアとしての野暮ったを残しつつのバランスで。。。
次に襟、今回最大の見せ場です
オリジナルと比べ、かなり大胆に削ぎ落としました。大振りのレギューラーカラーからコンパクトなイタリアンカラーよりに。襟はシャツにせよジャケットにせよ、とても大事なディティールゆえ、かなり悩みました。小さくすることは決めていたのですが、元の形を活かしたまま小さくするか、形自体も変えてしまうか。いろいろなレザージャケットの写真を参考にもしながら、最終的にこのワイドカラーに。そのポイントは「襟を立てる」。このジャケットですが、Herculesのショップコートに合わせたいという別の思惑があり、コートの中で襟を立てたジャケットのイメージが決め手となりました。
実際はこんな感じです
最後にジッパー
ブラスからニッケル。デザインも、フロントを扇型、胸ポケットをボールチェーン型に。たかがジッパー、されどジッパー。がらりと印象変わります。
ボールチェーン、意外にジッパーの開け閉めがスムーズです。
今回、カスタムといってもレザージャケット自体のデザインを大きく変えたわけではないですが、襟、ジッパーというパーツのカスタムだけで、ジャケットの印象を大きく変えています。基本、革と裏地とジッパーでできているレザージャケット。限りない選択の中で今回のスタイルにたどり着きました。
ビンテージはその市場価値とは関係なくリアルクローズとして着るものだという意見に賛同。一方、ある特定の時代が生み出した資産として後世のために限りなくオリジナルの状態を維持すべき、つまり過度なカスタムはよろしくない、という考えも理解できます。
「資産価値をさほど落とさない程度のカスタム」という、その波打ち際でビンテージをたしなんでいこうと思います。



