スポーツジャケットのメンテナンスですが、いつもと同じように軽く汚れをとって、オイルを薄く塗りこみます。ホースハイドと書きましたが、よくよくラベルを見ると表記はPONYHIDE。子馬だとGENUINE HORSEHIDEとは表記してはいけない、とか規制があったりしたのでしょうか。
オイルを塗っている状態。
拭き取った後。見た目大きな変化はありませんが、そういうものです。
やや大ぶりの襟。革の目によって左右反対に反っています。
ジッパーはTALON。この手のスポーツタイプ、ジッパーポケットが片方だけについているスタイルがメジャーですが、これは両方。やや逆ハの字。
ポケットですが。。。内側にUNION MADEのタグ。そこにあるのは時代を超えた大いなるアメリカ。労働組合を認めないメーカーの不買を推奨し、組合を認めるメーカーの製品にタグをつけ、UNION MADEとして差別化を図っていたとか。無骨なイメージの強いUNION MADEですが、こういう所はやることが緻密で戦略的。。。
カフスもオールドスクール。
バックサイド。Batesのようにヨークの切り替えし。
ハーフベルテッド。ステッチの絞りも入ったりしています。
恐らく30-40年代に作られたこのレザージャケット。ニューディール体制にて大恐慌を乗り越え、黄金時代に向かって大きく舵取りを始めたアメリカ。その時代の断片が確かに介在しています。






